また画家街へ、宋代の碗買って絵はお嫁入り😆

台風、九州の方に向かいそうですね。

周辺にお住まいの皆様、どうぞお気をつけて!



ところで一昨日、画家街の丁さんから連絡が。

「お友達が絵買いたいそうだけどいくらにする?」

と。菊の掛け軸です。


数年前は掛け軸にした絵がたくさんあったのですが、闘病中お世話になったお友達に大部分の絵をあげてしまいました。


この絵は売れ残り😅

買いたいという人は韓国人。日本の雰囲気があるそう。きっと中国人と韓国人の好み違うのでしょうね。


金曜日に取りに来るそう。お友達って言ったのに、彼女は中国語できず英語で、丁さんも英語できないのでWeChatの翻訳機能使って🤣どうやら中国では、友達でなくても親しみ込めて友達(朋友)と呼ぶようです。小朋友(ちびっこちゃん)、 外国朋友(外人さん)等よく使います。



で、丁さん「もっとある絵持ってきて!彼女に買ってもらうから」と。


私はひとつ買ってもらうだけで十分うれしいのだけど、まだもらい手がない絵があったので持って行く事に。5年前に展覧会のために描いた大きな絵も。なぜか大賞もらったのでちょっと手放し難かったのですが、家に飾っても誰も見に来る人いないし、置き場もないし。

書画教室の先生が書いてくださった落款が美しいです。



書画教室のお友達が展覧会に来てくれました。



この展覧会でカルチャーショックだったのは、受賞が決まったら自分でトロフィー等を選ぶ!種類も値段も様々。画集に載せる写真も大きくすると値段が倍増。上の賞ほど値段が上がります😂

私が選んだのは安い盾。メダルももらえたので盾必要なかったです。盾、色が薄くなったので、引っ越しの際捨てちゃいました。他にも印やら墨やらバックやら筆やらもらいました。



書画教室や工筆画教室でも時々展覧会があって、表装まで無料でやってもらえる事もあったので、掛け軸増えて、公募展にはそれ以降参加してません。

コロナ以降それどころじゃなかったけど。



話は戻って、家にあった2つの絵を持って昨日丁さんのところへ。

またまた長話。どんなに長話しても、その間お客さんが来る事はありません😂


途中丁さんが電話に出てる間、店内物色。

ミンさんにもらったミニ蓮を入れる器ないかと思って。↓小さすぎるって。



これなんてどう?とミンさんに写メ。ミンさんは「茶碗でも何でもいいんじゃない?


私もそう思ったけど、気になったのでいくらか聞いてみました。


「私は3千元で買ったけど、あなたには500元!」😳


宋辽代の発掘された碗??

宋朝(960年-1279年)、辽朝(907年-1125年)。同じ時代ではあるけれど?

調べてみたら辽朝というのは北宋の北にあった国家だそう。

なぜ宋辽(2つの朝)なのか、今度また丁さんに聞いてみようと思います。


何にせよ、私は骨董品や高級品に興味がありません。割れてしまったら価値半減するし、苦しみも大きいです。仏教的に言えば、物に執着する程苦しみが増えます。愛着も煩悩。


ただ、丁さんにいつもお世話になってるし、何度も遊びに来て何も買わないのも申し訳ない。

考えた末、お買い上げ!



奥と黒碗の手前に置いてる2つの植物と器全部合わせたのよりさらに高い碗。

この碗にはいろんなものが入ってくるそうです。家宝にします😝

旦那には内緒です。置いてても気づきません。気づいてもタオバオの20元の碗と思うでしょう。



んでもって、今日また丁さんから連絡が。

「菊の絵と大きな絵合わせて○○元でいい?」


結局全部丁さんの言い値です。結構な額です。作家さんの絵のような超高額ではありませんが。

私は元々誰かにあげようと思っていたのでうれしいです☺️物が減って。


お金をWeChatで送ってくれたので、お礼のお金を送ったら「要らない」と。

私の絵欲しいって。


何でもいいというので、最後に描いた観音様の絵上げる事にしました。

元々あの絵は、丁さんがお店に飾るのに「こんなのがいい」と私に見せてくれた絵。

気に入った人の手に渡るのが一番です。


菊の絵下ろした後、天女の絵が。お店狭いので物置き場が足りないようです。遠くから眺めると字の下手さよく見えなくていいですね😁



最後まで読んでいただきどうもありがとうございました🌷